根本寺 こんぽんじ  2010/05/01  茨城県鹿嶋市宮中2682   臨済宗妙心寺派。瑞甕山根本寺。 本尊 薬師如来。  県内で一番古い寺。以下、本堂の前石碑による説明。613年、聖徳太子が、勅を奉じる。鬼門鎮護と衆民修法に依り、護国興隆の発願。本尊に東方薬師如来を安置して建立した勅願寺。開祖は高麗の恵潅大僧正。三論宗に属す。その後、法相、天台と移り法燈を掲ぐ。1191年源氏が再興、寺領600石を寄進される。 蒙古来襲のとき、後宇多帝は、勅印により、「天下平均 異国帰伏」の祈祷をさせる。 国難が去り本尊の霊験がうたわれ、東国屈指の霊場になる。康永年間 光明帝の勅を奉じ 入宋の教外得蔵和尚が入山。 堂宇を修営し 禅宗に改める。 足利将軍義も仏殿を再興。この時 後光厳帝は「祈祷」の勅額を下賜され、現存する。徳川幕府は、寺領100石を給する。 芭蕉の鹿島紀行に依れば、1687年、芭蕉は、師である当山21世仏頂和尚に拝顔。句を残す。「月はやし 梢は雨を 持ちながら  寺に寝て まこと顔なる 月見かな」 筑波の天狗党の乱の際、兵火に罹り、すべて焼失。 明治の初め 解体古材によって建てられる。1981年、本堂再建。