18/8/30 地学教室。 四国地方の地質。
講師 田切美智雄先生。茨城県日立市。< >はhp制作者のメモ。
●四国は和泉層群を除くすべての地帯が断層で境される。
○領家帯。
○和泉層群。
○三波川変成帯さんばがわへんせいたい。
○四万十変成帯。
○秩父帯。
○黒瀬川帯。
○四万十帯北帯。
○四万十帯南帯。
●四国の地質。
○領家帯。
讃岐層群。新生代・新第三紀・中新生 <2303万年前>
和泉層群。中生代白亜紀 <1億4500万年前>
領家帯花崗岩類。中生代白亜紀〜新生代古第三紀 <1億4500〜5600万年前>
領家帯変成岩類。原岩 ジュラ紀 <2億130万年前>
変成 中生代白亜紀〜新生代古第三紀 <6600〜5600万年前>

○三波川帯。
石鎚火山岩類、久万層群 新生代・新第三紀・中新生 <2303万年前>
三波川結晶片岩類。原岩 白亜紀 <1億4500万年前>
変成 白亜紀〜新生代古第三紀 <1億4500〜5600万年前> 
御荷鉾緑色岩類。原岩 石炭紀〜三畳紀 <3億5890〜2億5217万年前>
変成 白亜紀 <1億4500万年前>
四万十変成岩類。原岩 白亜紀 <1億4500万年前>
変成 白亜紀〜新生代古第三紀 <1億4500〜5600万年前>

○秩父累帯。
秩父古生界 原岩 シルル紀〜ベルム紀 <4億4340万年前〜2億9890万年前>
黒瀬川レンズ状岩体 オルドビス紀花崗岩帯〜シルル紀堆積岩類 <4億8540万年前〜4億4340万年前>

○四万十帯。
新第三紀花崗岩類 新生代新第三紀中新生 <2303万年前>
四万十帯北帯 白亜紀<1億4500万年前>
四万十帯南帯 新生代古第三紀 <5600万年前>
●秩父帯・黒瀬川帯ナップ説。
古中央構造線=仏像構造線 →秩父帯=美濃・丹波帯。
ナップとは、新しい岩体が沈み古い岩体がシート状に乗り上げる新旧逆転構造。
●白亜紀以前の地質区分。
●温度・圧力 と変成帯。
○青色片岩。せいしょくへんがん。三波川変成帯。
地下深くの高圧でできた変成岩。
○コクチェタフのダイヤモンド。
カザフスタン。超高圧変成帯の超高圧変成岩。
●変成岩。
○接触変成岩。
マグマの熱によって既存の岩石が変成したもの。
温度は500〜600℃。
○低圧型広域変成岩。
○中圧型広域変成岩。
○高圧型広域変成岩。
○超高圧型広域変成岩。
圧力
拡散プレート境界 < 火山島弧浅部 < 火山島弧深部 < 大陸衝突帯の上盤側 < 沈み込み帯 < 大陸衝突帯の下盤側
●変成作用の起こる条件。
相は火山岩が変成作用を受けた時に生じる岩石で表されている。
変成作用は、堆積岩の生成温度より高い。
マグマの温度よりも低い温度範囲でおこる。
圧力は常圧から1万気圧以上のこともある。
温度圧力範囲により分類される。
○沸石相。温度・圧力が低い。
○ホルンフェルス。温度高い。圧力低い。
○青色片岩相。温度低い。圧力高い。
○緑色片岩相。温度高い。圧力高い。
○角閃岩相。温度高い。圧力高い。角閃岩や片麻岩のできる条件。
○グラニュライト相 温度高い。圧力高い。温度マグマ温度に近い。
○エクロジャイト相 温度高い。圧力高い。
温度。青色片岩相 < 緑色片岩相<角閃岩相<グラニュライト相
圧力。エクロジャイト相が高い。
●変成帯。
○三波川変成帯の泥質片岩。
○四万十変成帯の露頭。
○三波川変成帯エクロジャイト。
○四万十変成帯と三波川変成帯の接触しているところ。
●四万十変成帯の礫岩片岩。大歩危峡谷おおぼけきょうこく。
祖谷、三名の含礫片岩いやさんみょうのがんれきへんがん。
徳島県指定天然記念物。
大歩危船着場付近に見られる含礫片岩。
古生代に堆積した礫岩の地層が造山運動の結果押しつぶされて扁平化したもの。
礫粒は石英片岩・花崗閃緑岩などの酸性火成岩が多い。
●付加する海洋地殻の構造。
○現在の日本列島。
陸地替わり火山帯地下に高温変成帯。
対になる変成帯。
●領家帯と三波川帯が形成されている時。
領家帯。高温低圧変成の場。マグマの発生の場。
三波川帯。低温高圧変成の場。沈み込む海洋プレート。
●付加体形成時の構造。ジュラ紀〜白亜紀。
隆起後の対の変成帯の構造。白亜紀末期。
●東赤石山・東赤石山エクロジャイト。
東赤石山は愛媛県四国中央市と新居浜市の境界にある。
三波川変成帯。
○非エクロジャイト。
緑泥石帯・ザクロ石帯・曹長石-黒雲母帯・灰曹長石-黒雲母帯。
○エクロジャイト岩体。
斑レイ岩・玄武岩起源・カンラン岩体。
●マイントピア別子・別子銅山の産業遺産とテーマパーク。
愛媛県新居浜市にある。別子こうざん銅山跡。
別子銅山開坑300年を記念してつくられた。
●マイントピア別子。天空の歴史遺産・東洋のマチュピチュ東平とうなる。
東平は標高750mにある。1916年〜1930年別子鉱山の採鉱本部があった。
●秩父帯の地質。
ジュラ紀コンプレックス・ペルム紀コンプレックス・黒瀬川帯。
●黒瀬川構造帯。
横倉山石灰岩。
横倉山は高知県高岡郡越知町にある。
●横倉山。
シルル紀砂岩・シルル石灰岩・オルドビス紀花崗岩・シルル紀石灰岩。
●横倉山シルル紀クサリサンゴ。
●横倉山シルル紀クサリサンゴ。
●日本列島の付加体の帯区分。
古いデータによる。
○西南日本の基盤。
前期古生代の大陸区地殻断片。
3〜2億年前。古生代石炭紀〜中生代三畳紀の付加体。
2〜1億年前。中世ジュラ紀の付加体。
中央構造線。
1〜0.25億年前。中世白亜紀〜新生代古第三紀の付加体。
○南側に次々と付加体が形成された。
3つの付加体のそれぞれに花崗岩の活動がある。
●プレート沈み込みによる付加体形成モデル。
1.3億年前。海嶺。海洋プレートの誕生。
1億年前。海洋プレートの移動。
0.7億年前。海溝。海洋プレートの沈み込み。
●付加体の岩石。
砂岩と泥岩の整然互層・赤色泥岩(遠洋性堆積物)・メランジュ・枕状溶岩。
●付加体の岩石と構造。
○メランジュ。
整然と堆積した地層が、変形により混沌とした状態になったもの。
○メランジュのタイプ。
テクトニックメランジュ。構造運動で形成。
堆積性メランジュ(オリストスローム)。
●四万十帯のテクトニックメランジュ。
●白亜紀末の日本列島と付加体。
領家帯と三波川帯が接触した後の構造。
乱泥流・海底地滑りが堆積性メランジュをつくる。
●南海トラフで進行中の付加体。
南海トラフは、四国の南の海底水深4,000m級の溝(トラフ)。
低角逆断層によめ覆瓦構造。海溝側に若くなる。
●紀伊半島沖、南海トラフ付加体の地震波反射画像と地質構造。
●付加体生成メカニズム。
デコルマとは沈み込み帯の浅部プレート境界断層。
海洋プレートの沈み込み。
デコルマ前進。
覆瓦構造が前進。
海溝への堆積物供給。付加体の発達。
●瀬戸内火山活動と外帯火山活動。
瀬戸内火山岩類。高マグネシウム安山岩など。
外帯酸性岩類。
海溝寄りに産する玄武岩質岩主体の岩体。
○四国のダイヤモンド(火山岩中)。
四国の山間部。大きさは1000分の1ミリ程度。
●屋島のメサ・讃岐富士(飯野山)。
ビュート。
●サヌカイトの鏃・サヌカイトの石琴。
讃岐岩・カンカン石ともいう。
●最近3000万年間の日本列島の変遷。
九州・パラオ海嶺の沈み込みによる列島下マントル温度の急上昇。
サヌカイトマグマの発生。
●瀬戸内火山帯の特徴。
サヌカイトの特徴と成因。マントル直結安山岩マグマ。
●石鎚山コールドロン。
●石鎚山1982m西日本の最高峰・石鎚山山頂部と石鎚神社頂上社。
●石鎚火山の活動。
○中新世のころ。
軽石や火山灰が水蒸気を混じりあい激しい勢いで吹き出し火砕流をつくる。
○カルデラ陥没後の現在の石鎚山。
火砕流が固まり溶結凝灰岩となって全体が円形に陥没。
花崗岩質マグマはその後も上昇してくる。
その後浸食を受ける。
●四国紀伊地域の海盆かいぼん分布。
沈み込むプレートの凹凸によって、多数の海盆ができた。
熊野海盆・室戸海盆・土佐海盆・日向海盆。
●近畿地方の沈降地形の原因。
フィリピン海プレート。